2005年11月20日
●耐震強度偽装の手抜き工事雑感
耐震強度偽装の、手抜き工事の話が話題になっていますね。一応?不動産屋なんで、非常に気になるところではあります。
何分、数十棟まとめてというのは、始めてのケースのため、非常に複雑になっています。
こういう言い方は少し問題がありますが、正直なところ賃貸はまだいいんですよねぇ。勿論、賃貸でも当事者は、精神的な不安など色々な問題はありますので、その点は十分にお察しはしますが、解決の手段があります。要は引越せばいいわけですから。後は敷金や礼金、引越し費用などの、返還をどうするかという問題です。ただ、金額にしても、2.30万円です。
ただ、数千万円の分譲マンションの購入者や、営業をしているホテルに関しては、そういうわけにはいきません。
勿論、民事上の損害賠償は出来るし、勝訴するでしょうが、実際に設計士(手抜きを認めていますが)に、勝訴しても何十億と払えるわけはないので、破産して終わりでしょう。つまり、勝訴しても絵に描いたモチに過ぎません。
後は、建築会社か?知らんかったというな、きっと。そんな話が通るかどうかは別にして。ここも、支払いは限界があるだろうし、分譲会社自体も、被害者側になって(騙されたといって、)設計士を訴える可能性もあります。
もう一丁。建築の検査を担当した検査機関と、そこに対する監督責任として国ですか。これは、勝訴した場合に、必ず損害賠償は取れる。
となると、設計士と施行会社を相手にして、プラスで監督責任として、検査機関と国の過失を認めさせるのが、一番具体的でしょうか。
何分始めてのケースにて、裁判所の判断に注目が集まる形ですが、まず始めに欠陥住宅を掴まされた住民救済ありきで、救済方向の判断が欲しいところですね。四角四面にばかり話をしていても、仕方がない。
超法規的措置でも何でも、住民にとって良い方向に解決するように、注目してます。本当に法律というのは、所詮字が書いてあるだけですから、救済されなければまったく意味がない。血を通さないと。
でも、国が相手だと、控訴・控訴で最高裁までやりかねんからなぁ。凄い年月と、費用がかかる。スパット判断して下さいよ。小泉さん。こういう時こそ、トップダウンで。
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