最近では、IKEAのような北欧スタイルの家具が人気を集めていますが、住宅も北欧スタイルが人気のようです。スウェーデンやフィンランドなどの住宅様式「北欧住宅」というキーワードを耳にしたこともあるのではないでしょうか。

実はこの北欧住宅については厳密な定義はありません。北欧スタイルの住宅であれば北欧住宅と呼ぶに値するようなのですが、一応、北欧住宅の特徴を紹介すると、いわゆる2×4(ツーバイフォー)工法が取られています。最近では日本の住宅会社でもこの工法を使う所もありますので詳しい説明は必要ないと思いますが、伝統的な日本建築が柱と梁で支えているものなら、この2×4工法はパネル型の壁材で建物を面で支えているものになります。この2×4工法は気密性が高いのが特徴で、極寒の地である北欧では、これに断熱材を用いることで気密性の高い住居を実現しているのです。これがまず一つ目の北欧住宅の特徴で、高機能だということです。

次に、こちらが日本で人気の大きな理由ではないでしょうか。そう、外観です。元々、木材ベースのアースカラーを基調とした住宅は、日本人の気質にも合うのでしょう。それに併せて、住居によって多少の違いはありますが、積雪の負担を軽減するため急勾配な屋根、短い日照時間に多くの光を取り込むための大きな窓、まるで「絵本のような」と形容されるほどのデザイン性の高さが日本人に受けているようです。

日本での北欧住宅をご検討されるにあたり、参考になるのがこちらのホームページではないでしょうか。昭和住宅という岡山県・兵庫県の注文住宅施工業者ですが、こちらもスウェーデンホームジャパンという独自の北欧住宅ブランドを展開しています。基本的な北欧住宅3スタイルに平屋やオリジナルスタイルなどの自由設計と豊富な日本に合う北欧住宅の事例が掲載されています。あくまで本場の北欧住宅をコピーする必要はありません。あなただけの住みやすく、長く住み続けられる北欧住宅はどんな形なのか想像してみてはいかがですか?