新築の不動産物件は、基本的に最新の設備機器類が施工されています。あるいは、最新の設備機器類を設置できる環境の建物に仕上がっています。顕著なのが配線と配管です。配線と配管は、施工年によって技術が異なります。テレビは地上デジタルに移行されてからのアンテナ線が施工されているのが理想的です。インターネット回線も、光通信が可能な環境が理想的です。配電盤も安全設計になっているだけでなく、見た目にも配慮されており、オシャレな設計に仕上がっています。
不動産物件は、時代の流行だけでなく、新築された当時の技術が反映されます。最新のオシャレな電化製品を使用したいのであれば、使用できる環境であることが重要です。中古の不動産物件の場合は、住まいとしては申し分がなくても、配線や配管が古いタイプのために、最新の電化製品を設置できないこともあります。実際に入居して確認しないと、対応できるかどうかを客観的に判断するのは難しいです。
新築の不動産物件は、電気の使用契約プランを、最初に検討することができるのもポイントです。中古の場合は、以前と同様のプランで契約することになりやすく、最新の設備機器類に対応しにくいだけでなく、契約アンペア数の変更で工事費が必要になることがあります。新しい契約プランを、最初から検討できることは、交換や変更に伴う工事費の節約にもつながります。