業務効率化と聞くと、多くの方は何か新しい機械やシステムを導入することを思い浮かべるでしょう。確かに、最新の機械やシステムを適切に運用すれば、人力で行うよりもずっと速く、ミスもなくなります。しかし、業務の効率化とは何も日ごろの細々とした作業の効率化のみを指すのではありません。
日ごろ、会議を行わないという企業は存在しないでしょう。社内や部内での会議はもちろんのこと、取引先を招いての会議やオンラインミーティングなど、様々な会議が存在します。これらの会議で重要なのが、いかに短時間で充実したものにするか、というものです。
日本企業で行われる会議は生産性が低い、という言説を聞いたことがある人も多いでしょう。「会議をする」という手段にのみ固執し、肝心の中身が伴わないということはままあるものです。しかしながらビジネスの場において無駄な時間というものは存在しません。近年は働き方改革も相まって、短い業務時間の中でより高いパフォーマンスを発揮することを求められています。残業をせず、1日の定時で業務を終え帰宅するためには、ただの会議に2時間も費やしてはならないのです。
短時間の会議で最高の結果を得るためには、会議室の整備が必要不可欠です。会議室は取引先をはじめ、求職者など様々な外部の人間を通す場所でもあります。その会議室が汚かったり、居心地が悪かったりすれば自社の評判は下がってしまうことでしょう。当然生産性も上がりません。
会議室にはどのような家具を置いていますか?オフィス用品のカタログを眺めれば、オフィス家具という項目がありますから、その中から自社のイメージや雰囲気に合うものを選択し注文している企業がほとんどでしょう。
人気が高いオフィス家具は、スタイリッシュな印象を与えるスチール製のものです。部屋全体が引き締まった雰囲気になります。しかし一方で、スチール製家具は無機質なイメージを持っています。人によっては過度に緊張してしまうこともあります。柔軟な発想が必要な会議室には、実はあまり向いていない家具と言えるでしょう。
会議室は程よく緊張感を保ちつつ、しかし様々なアイデアが出るようにリラックスできる空間である必要があります。これらは相反する要素ではあるものの、両立することが不可能というわけではありません。
オーク材をご存知ですか?木製家具に用いられる材木で、美しい木目と白っぽい色が特徴です。この木目がリラックスという意味ではとても重要な役目を果たします。自然の木目には人の予想を程よく裏切る「ゆらぎ」が存在します。このゆらぎは「秩序の中の無秩序」とも呼ばれ、人の心に安らぎを与える効果があります。そしてこの材木は、堅牢で耐久性が高く、程よい存在感があります。そのため、会議室のテーブルにはオーク材を用いることをおすすめします。
とはいえ、通常のオフィス家具通販ではイメージに合うオーク材のテーブルが見つからないかもしれません。そのような場合にはオーダーメイド家具を注文すると良いでしょう。THE PENNY WISEという工房ではオフィス家具のオーダーメイドも受け付けています。公式サイトには今までの制作実績が掲載されているため、どのような家具が制作されるのかのイメージもつかみやすいでしょう。