紫外線による劣化や風雨による腐食から守るために行うのが外壁塗装です。外壁塗装を施す事で、外壁に悪影響を及ぼす酸性雨や有毒な紫外線からブロックして家を長持ちさせるという機能的な役割を果たします。また、カラーリングなどで景観を美しく見せるというデザイン的な役割も果たします。

良くポストに投函されている外壁塗装業者の中には、極端に価格の低いものもあれば割高に感じる業者もいます。この価格差は様々な要因で起こります。1つは使用する塗料の違いです。塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがありますが、これらは塗装の耐用年数が異なります。高級な塗料は長持ちするため、長い目で見れば価格は安くなります。

次は人件費です。高圧洗浄や下地処理など、外壁塗装の前には手間のかかる工程があります。人件費を削るためにこれらの工程の手間を省く事もありますが、結果的には塗装の質が落ちてしまいます。自社で外壁塗装を行う業者には中間マージンが発生しないので、費用は全体的に低くなります。その一方で、下請けに外注する会社はその分だけ価格も上がります。

こういった外壁塗装工事の価格を左右する重要なポイントはいろいろあるので、懸念点はどんどん業者に質問して、チェックしていくと良いでしょう。外壁塗装はそこまで頻繁に行うものではないため、依頼するのが初めてだという方も多いでしょう。そういった方こそ、誠実に対応してくれる業者を選びたいものです。