注文住宅を建てる前には、まず資金計画を立てておくと安心です。設計料や建築費用などは、業者から見積もりを取れば把握することが可能です。また、登記などの手続きの費用も考慮しておきます。直接建築費用には関係しませんが、住宅を建てた後には固定資産税も毎年課税されるので、その金額なども把握しておくと安心です。
多くのケースで、資金を用意するために住宅ローンが利用されます。住宅ローンにもいろいろなものがあります。金利が低いほうが、トータルの返済額も低くなります。返済する期間が長くなればなるほど、金利の差による返済額の差は大きくなります。ですから、どこの住宅ローンを利用するかを検討することも大切です。自分がどれくらいの金額を借入できるかは、金融機関に相談したり、インターネットなどで調べてみることで知ることができます。
月々の返済額は、無理のない金額にすることが大切です。無理をした結果、返済できなくなれば、せっかくの自宅を手放すことになるからです。そのような返済の相談も、金融機関にすることが可能です。通常の金利のほかに、キャンペーンをしていて金利が低い場合があったり、給料の振込み口座がある金融機関などでは金利を優遇してくれるところなどもあります。住宅を建てる前には、自分の預金や借金などもきちんと把握しておくことが必要です。